日本が少子化を問題視するようになり25年を超えていますが、未だの問題は解決されませんし、むしろ悪化の一途を辿っているように思います。
尚、2020年には女性の半分が50歳以上と言う超高齢化社会を迎えようとしているわけです。
女性の半分が50歳以上なんて事になったら、男性にとっては悪夢の話しかも知れませんが、実際にそういう時代が目前に迫っているわけです。
しかし、日本政府はこうなる事が分かっていながら手を打たなかったのでしょうか?
日本政府も何もせずに少子化を眺めていたわけではなく、ちゃんと手は打っているのです。
しかし、その方法が余りにも効率が悪い方法だったために、少子化対策をしても一向に成果が上がらないわけです。
今回は、なぜ日本政府の少子化対策が実を結ばないのか解説します。
効果なしの理由は大体分かってきています。
日本の少子化対策とは
日本の少子化対策の特徴として、既に結婚している人に、さらに子供を産んでもらおうとする政策だからです。
最近では、国の方針として大企業などに、男性であっても育児休暇を取るように奨励したりしています。
他にも、待機児童を無くすとか、幼児教育無償化などです。
これらの特徴して、子育て支援を充実させる事で子供を産みやすい環境を整えていると言う事です。
つまり、日本の少子化対策の恩恵を受けられる条件としては、既に結婚している事が条件だと言えます。
しかし、最近の日本の傾向で言えば、結婚できない男女が増えていると言う事です。
結婚をする男女が減っているにも関わらず、結婚した人しか優遇されない少子化対策では効果は薄いと言えるでしょう。
実際に、1990年から少子化が問題になっていますが、そのやり方では解消されていません。
少子化の問題は結婚出来る人が減っている事
少子化問題の元になるのは、子供を産まない事が問題ではなく、結婚する人が少なくなっているのが問題だと私は考えています。
生涯未婚率ですが、男性は25%ほどになっています。
つまり、男性の4人に1人は一生独身という事です。
さらに、女性の方も15パーセントほどが生涯独身と言うデータが出ています。
専門化によっては、この先、男性も女性も生涯未婚率が上がり2030年には35パーセントの男性が生涯独身だと試算を出している人もいます。
つまり、男性の3人に1人が生涯独身だと言う事です。
現在、独身の人に聞いてみると「いずれは結婚したい」と考える人が8割を超える事も分かっています。
日本の現状で言えば、結婚したくても出来ない男性や女性が増えていると言う事です。
これを何とかするような政策を打たない限りは、日本の少子化を止める事は出来ないはずです。
集中する男女の恋愛事情
私は今までに、少子化が引き起こしている現状が結婚出来ない男女が増えている事が原因だとお話ししました。
しかし、現状の世の中では少子化問題は簡単には解決する事は出来ないはずです。
現在の恋愛事情で言えば、男性でも女性でもモテる1割から2割の男性と女性に男女が殺到している状況だからです。
あなたの身の回りでも、美男・美女は彼氏・彼女がいますし、恋愛に困っている人はほぼ皆無でしょう。
それに対して、モテない人の場合は「あの人が1回も異性と付き合った所を見た事がない」という状況にも陥っていたりするわけです。
恋愛でモテるかどうかは、多くの場合で顔の良し悪しで決まります。
実際に、無職でイケメンと金持ちでブサイクのどちらがいいのか?というアンケートを取ったら無職でイケメンと答えた人が25%ほどいました。
しかし、無職というアドバンテージを前提にアンケートを取っている事もあり、イケメンが「もしかして働いてくれるかも」という期待感がリアルでは出てくると思うので、実際には無職のイケメンの方が好きと言う人は50%を超えるのではないかと私は考えています。
無職でこの結果なのですから、イケメンがバイトでもしたらフツメン以下は勝ち目がないでしょう。
この顔面格差については、政府は手出しが非常に難しい問題だと思います。
ブサイクに国が美容代や整形代などの給付金を出すという政策は、多くの方が反対する事が予想できますし、給付金を貰える人はブサイクだと認定された事になり屈辱感を味わう事でしょう。
さらに、人種差別などの問題を提起する人も出てくると思いますので、現実的な政策ではないでしょう。
このため、現在の国の少子化対策については「打開策がない」状況ではないかと感じています。
国としても「ブサイクには給付金を出します」などの政策は言い出す事が出来ないはずです。
国は言い出す事が出来なくても、現状は顔面格差社会となっています。
一つの打開策ですが、国民全員が美意識を高く持つようになれば、イケメンや美女が増えるはずなので少子化は改善するかも知れません。
しかし、現状ではそういう世の中は中々来そうな予感がしません。
男性も昔に比べれば、化粧水を使うなどのメンズコスメが流行していますが、まだまだ「人間は顔じゃない」などの意識が強い部分もあります。
せめて、この美容垢ブログをみた人は国の政策が悪いとか言うのではなく、自分で美意識を高めて美男美女になって欲しいと願っています。